アフターコロナ ORからANDの世界へ

わかったこと

ケンブリッジ大学は来年(今年10月~来年9月)までオンラインで授業を行い試験もコンピュータ上で実施と発表しており、他の大学も追随するようです。そうなら、これからすべてオンラインですませば良いのにと思いますが、「講義がオンラインで実施される場合に、大学が「キャンパス体験」を約束するような誤解を与えないよう警告している。」とも言っています。
小学校も一緒ですね。
授業だけならオンラインでできますが、人との関わりは対面でないと学べません。

コロナショック下でわかったことは、これまで行えなかったことをやらざるを得なくなり、オンラインでできること、オンライではなくて対面でしかできないことがはっきりしたのだと思います。
私がわかったことは、研修や打合せは十分zoomでもできるということ。
移動不要なのでこっちのほうがよい!
ただし、コンサルティングのようにファシリテーションをしながら、なにか新しいことを生み出すことはzoomでは難しいみたいです。

ORの世界とANDの世界

これまでは、授業で言えば対面かオンラインかという二者択一の世界だったような気がします。
議論の中心はどちらが良いかというものでした。
これがORの世界。
例えば、対面営業かネット販売か。
会社で言えば、出社かサテライトオフィスか。
非正社員か、正社員か。

一方、サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)が実施した「新型コロナウイルス対策に関する緊急アンケート」では、新型コロナ・ウイルスの影響が収束した後でも、8割以上の方が「以前と同じ生活、社会に戻るとは思わない」と回答しています。 
「生き方の優先順位が変わる」、「働き方が変わる」と答えた方が8割~9割にのぼり、市場や顧客の購買行動が変わり自社の事業内容も変わると考えている方が4割にのぼります。
大きな変化が訪れるような予感がします。

その変化の一つは、間違いなく価値観の多様化・行動様式の多様化だと思います。
これに対応するのは、ORではなく これも良しあれも良しというANDの世界です。
対面で販売もするが、ネットでも販売する・・・。
出社しても良いしサテライトオフィスで働いても良いし・・・。

課題は、どこまで会社側が 自由に考えられるかですね。
いかに顧客や社員の変化に対応できるかです。
先のことはわかりませんので、流れにまかせて柔軟に対応することしかできないのですが。





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